文・写真 旅行作家 ムン・チョルジン
1日目-座り釣り体験
釜山市影島区東三洞の海洋大学校の前にある東三漁村体験休養村は、まるで釜山の都市漁村を絵にかいたような場所だ。小ぢんまりした入り江には、漁から戻ってきた漁船が並んでいて、一見ありふれた漁村のようだ。ところが、その周りを見回すと、超高層マンションに取り囲まれていて、そのコントラストが独特な風景を織り成す。東三漁村体験休養村ならではの都市漁村の魅力と言える。1日目-村の散歩
釣り体験を終えて帰ってきたら、東三漁村体験休養村をゆっくり歩いてみよう。船着場から左へ曲がると、海に向かって伸びるデッキ展望台が見える。展望台の端に立つと、白い下里灯台と海洋大学校ある朝島が手に取るように近く見える。間断なく入り江を往来する小さな釣り船の上を、力強く飛び交うカモメの動きが軽やかだ。2日目-東三洞貝塚展示館
東三漁村体験休養村の周辺には、徒歩圏内に観光スポットが点在している。最も近い場所は、東三洞貝塚展示館だ。2日目-アミール公園
海事高等学校を過ぎて大通りを10分ほど歩くと、広い公園が見える。アミール公園だ。中央に芝生があり、その両側に木々が生い茂った遊歩道が海まで伸びている。公園の真ん中当たりまで行くと、左手に宇宙船形のような大きな建物が見える。海洋博物館だ。博物館の中で涼むのも良し、海洋文化に関心があればゆっくり観覧するのも良し。公園の端には親水公園がある。影島の海を目の前で眺めることができる。巨大な船が停泊している海の向こうに、神仙台やふ頭、五六島、二妓台がくっきりと見える。夜には釜山の素晴らしい夜景が堪能できる魅力あふれるスポットだ。住所
釜山広域市影島区下里海岸ギル17-5 東三漁村体験休養村電話番号
+82-507-1427-0231営業曜日及び時間
常時交通情報
都市鉄道1号線・南浦駅6番出口→影島大橋停留所30、8、186バスに乗り換え→下里停留所にて下車。徒歩5分関連旅行
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