映画のワンシーン、その場所へ旅立とう
見て、感じて、楽しむ釜山映画体験博物館
南浦洞と中央洞は、懐かしい映画を思い出す旅の出発点だ。1937年にオープンした釜山劇場は、長年人々に親しまれた映画館で、映画『友へ チング』、『国際市場で逢いましょう』など多くの映画がこの周辺で撮影されたこともあり、今も大勢の人が訪れている。韓国映画の歴史を物語る釜山だが、その釜山と映画との強い関りを知る上で欠かせない場所がある。それは「釜山映画体験博物館」だ。映画の中の釜山を辿る ヒニョウル文化村・映画記録館
白い雪が降り注ぐように白いしぶきをあげて流れる水という意味の「 ヒニョウル」文化村。ここは韓国戦争の避難民たちが集まって暮らし始めた場所だ。その悲しい歴史を持つここで釜山の映画は花開いた。軒を連ねる家々、1人がやっと通れるほどの狭い路地は、ここならではの雰囲気を醸し出し、郷愁を呼び起こす。映画『悪いやつら』、『弁護人』のような映画は、そのような哀愁に満ちた歴史を背負って生まれた作品だ。映画祭が開かれる場所へ!映画の殿堂
映画に描かれた釜山の姿を鑑賞した後は、映画祭が開催される場所へ移動しよう。毎年10月になると、世界が注目する釜山国際映画祭がここ「映画の殿堂」で開かれる。名実ともに釜山の映画のランドマークとなったここは、映画祭が開催されていない時期でも、現在公開中の商業映画やインディーズ映画、映画関連の展覧会など、様々なプログラムが運営されている。映画の中心地「映画の殿堂」で、今日は一つ、映画を鑑賞してみよう。夜景を堪能しながら歩く映画の街
海雲台の海と美しい広安大橋が見える海雲台の外郭に、「映画の街」がある。その名の通り、この街には歩きやすい遊歩道デッキがあって、その周りには釜山がロケ地となった映画のポスターや彫像などが配置されている。夕暮れ時になると、ここの風景はまた一変する。次第に赤くなる夕焼けを背景に、彫像が映画の中から出てきて、今にも動き出しそうに見えるのだ。一日の終わりに、風景がまるごと映画として上映されているような、不思議な「夜の映画」を鑑賞しに行こう。住所
釜山映画体験博物館:釜山広域市中区大庁路126ボンギル12電話番号
釜山映画体験博物館:+82-51-715-4200~1休業日
釜山映画体験博物館:毎週月曜日営業曜日及び時間
釜山映画体験博物館:10:00~18:00(チケットの購入は17:00まで)利用料金
釜山映画体験博物館:大人10,000ウォン/青少年、子供7,000ウォン交通情報
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