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一人で楽しむ思索の旅

文・写真 旅行作家キム・ドンウ

一人で楽しむ思索の旅
  • 評価 レーティングの星未評価
  • PV 1,507
一人で歩く道は、美しい。一歩一歩、大地の気を感じながら進む足取りに力は漲り、すれ違うものを清々しい気持ちで見送ることができる。草の匂いを胸いっぱい吸い込みながら歩く道は生命力に満ち、命への期待に心まで明るくなる。何にも囚われない足取りだから、少し迷っても一向にかまわない。どこに行くにも自由そのもので、新しい風景を目の前に、心は満たされる。そこには、知らなかった歴史が広がり、思索と深い洞察が訪れる。だからこそ、一人で歩く道は美しい。一人歩きにうってつけの釜山の道を紹介する。
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壬辰年に思いを馳せる東莱邑城探訪路

恥辱の歴史・壬辰倭乱(文禄・慶長の役)、その戦いが始まった釜山。東莱史跡公園は、その歴史を辿ることができる場所だ。約400年前に死の匂いが充満した城跡は、今では市民のための平和な憩いの場となって久しい。道は、東莱邑城「人生門」から始まる。名前が面白い。言い伝えによると、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)のとき、現在人生門の建つ峠を越えて避難した人は皆、助かったという。門の上に上がって歩いていくと、木々が茂る林の道を通ることになる。小高い山を登ると、ピラミッドを連想させる高いオブジェが見える。釜山3・1運動記念塔だ。この塔は、植民地支配からの解放50周年となる1995年8月15日に着工し、1996年3月1日に完成した。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の悔しい敗北の場が塗り替えられた独立運動の3・1運動記念塔をじっくり巡ると、歴史が伝えようとするメッセージが、ぼんやりではあるが肌に感じられる。

さらに道を歩いていくと、昔将軍たちの指揮所として使われた北将台が間近に見える。東莱邑城で最高の眺望を誇る場所だ。北将台城郭の向こうに、萇山-荒嶺山-金井峰と続く釜山のスカイラインが一望できる。遮るもののない景色を眺めながら、歳月を重ねてきた由緒ある城郭に沿って下りていくと、東莱邑城で唯一、昔の姿を今に伝える北門に到着する。そこからさらに緩やかな傾斜の小山を登ると、韓屋の美しさを感じさせる西将台に着く。だけど、ここが終わりではない。東莱史跡公園周辺には、東莱府東軒、東莱邑城歴史館、蒋英実科学公園、福泉洞古墳群、東莱郷校、忠烈祠など、見どころ満載なのだ。どこへ向かうべきか、しばらく迷ってしまうほどだ。


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自分に出会う道・梵魚寺ヌリギル

梵魚寺ヌリギルは、心を空っぽにする空間(第1区間)、瞑想の空間(第2区間)、自然との同化(第3区間)、心の安定(第4区間)の4つのエリア(計2.3km)に分かれている。道の始まりは、梵魚寺からだ。この寺院は、新羅時代の義湘(ウィサン)大師が創建したといわれ、海印寺、通度寺とともに慶尚南道三大寺院に数えられる。特に、満海・韓龍雲(ハン・ヨンウン)が滞在した寺院として広く知られ、釜山地域における3・1運動の出発点としても歴史的な場所なのだ。修行僧の敬虔な気持ちで境内を一周し、心を空っぽにしてみる。山の中に、静けさに包まれて佇む寺院を散歩すると、いつでも心が穏やかになり、慰められる。梵魚寺を出て曲がりくねった道を歩くと、ヌリギルの標識が見える。その横の森に伸びる小径。ウッドデッキに足を踏み入れると、爽やかな空気で胸がいっぱいになる。渓谷に沿って流れるせせらぎの音を聞いていると、足取りも軽くリズムを刻みたくなる。しばらく渓流に降りて汗を冷やしてもいいはずだ。 森の中でティータイムを楽しみたいなら、カフェなどが集まる「ポムニダンギル」がすぐそばにある。

さらに進むと、広々とした「瞑想の空間」が見える。広い円形のデッキスペースは、森林浴をしながら目を閉じて心の中の風景を探るのにうってつけのスポットだ。風に揺れる木々の枝、鳥のさえずりを聞きながら目をつぶると、これまで見過ごしてしまった大切なものがはっきりと瞼に浮かんでくる。そして目を開け、再びヌリギルの風景を眺めよう。ああ、悲しいかな、下山する時間が近づいている。


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歴史を辿る道・金剛公園登山路

金井山のふもとに位置する金剛公園。ここはその美しい景色で名高く、昔から釜山の「小金剛」と呼ばれた。ロープウェイが設置されているため、気軽に釜山の全景が鑑賞できるスポットとして人々に愛されてきた。

金剛公園の正門から松の散策路を回って出ていくと、池錫永(チ・ソギョン)先生功徳碑などいくつもの記念碑が建ち並ぶ。中でも「日帝蛮行犠牲者慰霊碑」が目を惹く。この碑が金剛公園内に建っているのには、相応の理由があるはずだ。バドミントンコートに続く道を通り、まっすぐ頂上へと伸びる道を歩くと、金剛公園内にある「日帝痕跡現状案内板」がすぐ見える。そして独鎮大衙門跡、金剛池が次々と現れる。案内板を読んでみると、タバコの商いで富を築いた日本人の東原嘉次郎が、1920年代に個人の庭園として整備した東莱金剛苑が金剛公園のルーツだそうだ。東原は、渓流を引き込んでここに和風の池を作り、塔を建てた。「皇紀2600年記念碑」も彼の手によるものだ。「皇紀」は、日本の初代天皇の神武天皇が最初に即位した年を元年とした暦のこと。特に東原は東莱府使の鄭顕徳(チョン・ヒョンドク)が建て直した独鎮大衙門などを、市街地を整備することを理由に東莱から移設して庭園の装飾品として利用した。金剛公園にこのような歴史が秘められているのには、東莱温泉が開発されたことで日本人向けに観光業の事業を展開しようとした意図が隠されている。

金剛公園の正門から松の散策路を回って出ていくと、池錫永(チ・ソギョン)先生功徳碑などいくつもの記念碑が建ち並ぶ。中でも「日帝蛮行犠牲者慰霊碑」が目を惹く。この碑が金剛公園内に建っているのには、相応の理由があるはずだ。バドミントンコートに続く道を通り、まっすぐ頂上へと伸びる道を歩くと、金剛公園内にある「日帝痕跡現状案内板」がすぐ見える。そして独鎮大衙門跡、金剛池が次々と現れる。案内板を読んでみると、タバコの商いで富を築いた日本人の東原嘉次郎が、1920年代に個人の庭園として整備した東莱金剛苑が金剛公園のルーツだそうだ。東原は、渓流を引き込んでここに和風の池を作り、塔を建てた。「皇紀2600年記念碑」も彼の手によるものだ。「皇紀」は、日本の初代天皇の神武天皇が最初に即位した年を元年とした暦のこと。特に東原は東莱府使の鄭顕徳(チョン・ヒョンドク)が建て直した独鎮大衙門などを、市街地を整備することを理由に東莱から移設して庭園の装飾品として利用した。金剛公園にこのような歴史が秘められているのには、東莱温泉が開発されたことで日本人向けに観光業の事業を展開しようとした意図が隠されている。

再び正門をくぐる。「一人歩きの旅だからこそ、静かに歴史と向かい合うことができる時間であった…」。

利用案内
  • 住所

    東莱邑城探訪路: 釜山広域市東莱区明倫洞、福泉洞、漆山洞、安楽洞一帯
    梵魚寺ヌリギル: 釜山広域市金井区青龍洞山2-13
    金剛公園: 釜山広域市東莱区ウジャンチュンロ155
  • 休業日

    年中無休(金剛公園ロープウェイ、定休日は月曜日)
  • 営業曜日及び時間

    常時(金剛公園ロープウェイ 09:30〜17:30(12月〜3月)/09:30〜18:00(4月〜11月))
  • 利用料金

    無料(ロープウェイ運賃は別料金)
  • 交通情報

    東莱邑城探訪路
    4号線ミョンジャン駅3番出口から徒歩15分
    駐車: 福泉洞古墳群駐車場(無料)

    梵魚寺ヌリギル
    都市鉄道1号線ポモサ駅5番出口→「梵魚寺入口」バス停で90番バスに乗り換え→「サンママウル‧梵魚寺博物館」バス停で下車 、徒歩5分。
    駐車: 梵魚寺上麻公営駐車場

    金剛公園
    都市鉄道1号線トンネ駅2番出口→「トンネ駅2番出口」バス停でマウルバス(東莱区1-1)に乗り換え→「金剛公園」バス停で下車、徒歩4分。
    駐車: 金剛公園公営駐車場(有料)

おすすめ観光スポット

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