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三原色のRGBを見つけて、投稿写真をカシャ

文・写真　旅行作家イ・チョルヒョン

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PV 2,561

赤い紅葉、青い海、緑の自然が調和する釜山で11月のある日。
多様な自然の色に出会うため、釜山に隠れた青、赤、緑を探し求めて、旅に出てみましょう。

回東水源池

回東水源池は昔、日照りに苦しむ人々のために金井区五倫洞から回東洞にわたってつくられた人工のため池で、貯水量は1850万トンに達します。釜山市の上水水源で、1964年に上水水源保護区域に指定され、2010年末までは一般の人の立ち入りは、禁止されていました。つまり、50年近く回東水源池は人の立ち入りが禁止されたわけですが、その理由もあって周辺には自ずと手つかずの自然と生態系が残されたのです。

自然と人間が調和してつくられた回東水源池は、「湖」を伝って心地良い散歩が楽しめるスポットということで多くの人に愛される場所となり、今では釜山を代表する癒しの観光スポットとして受け入れられています。四季折々変化に富み、行く度に異なる風景が楽しめるのもその魅力の一つです。とくに秋は、赤く染まった木々が楽しめる紅葉名所として知られています。

回東水源池は、五倫洞と回東洞に広がっているため、様々な経路からアクセスすることができ、今の季節、最高の景色が堪能できる場所です。ここにある「タンメ山黄土森道」を裸足で歩くと健康に良いのはもちろん、歩を進めるにつれて刻々と変わる風景を楽しむことも可能です。水源池全体を徒歩で回ることができるため、見る角度によって全く違った姿を見せる回東水源地の眺めを楽しめるだけでなく、遊歩道が黄土道からデッキ道、さらには森道へと変わっていくため、ここを歩くだけで特別な経験ができます。

ウォーキングと紅葉狩りを一度に楽しみたい方は、今すぐ「回東水源地」へ出かけましょう。朝から昼下がりまで自然をゆっくり楽しみながら忘れられない思い出を写真に収めたり、心に刻んだり。そして歩くことで健康の大切さを噛みしめつつ、自然の美しさを目に焼き付けることもできる場所、そこが回東水源地です。

五六島

５つにも６にも見えるといわれる神秘なる島「五六島」をご存知ですか。釜山南区龍湖洞に位置し、韓国の名勝第２４号に指定された、とても美しい島です。潮の満ち引きによって、あるいは見る方角によって島は５つにも、６つにも見えるということから名付けられた五六島は、現在スカイウォークが設けられているため、さらに多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

五六島の前に位置するヘマジ（日の出という意）公園では、五六島から見える断崖絶壁を直接歩くことができます。また、ここは「ヘパラン道」の起点でもあります。五六島から二妓台公園へ、さらに東海岸に沿って歩くことができる徒歩の道が伸びています。また、ヘマジ公園には遊歩道デッキが整えられていて、その道を歩くと五六島の風景が存分に楽しめるという点が、最高の魅力です。遊歩道デッキを歩く際に目の前に広がる五六島の周辺は、自然の驚異を感じさせるほどの絶景で、濃い青の海がとても印象的です。現実感が薄れてしまうほどの美しい青い海を堪能するためには、「五六島スカイウォーク」まで行くことをおすすめします。

2013年10月18日にオープンした五六島スカイウォークには、約35ｍの断崖絶壁に鋼製ビームが設置されています。とくにスカイウォークの床には２４枚のガラス板が敷かれていて、足元から青い海と断崖絶壁が透けて見えます。スリル満点のスカイウォークを歩いていると、五六島がもっと近くに感じられ、U字形の道に沿って進むことでヘマジ公園の下にある断崖絶壁が目の前に迫ってくる迫力満点の眺望も体験できます。ここでは、断崖絶壁にぶつかって砕け落ちる波を、間近で写真に収めることも可能です。

断崖絶壁、スカイウォーク、遊歩道、公園など、青い海を背景に様々な体験ができる旅のスポット、釜山の青い自然が存分に楽しめる場所、そこが「五六島」です。五六島は一年を通して色々な花が咲き、天気によって海の色が多彩に変化を魅せる特別な場所で、いつの季節に訪れても最高の景色が目の前に広がり、忘れられない思い出がつくれること間違いありません。青い海を存分に楽しみたい方には、一押しのスポットです。

釜山市民公園

釜山鎮区に位置する釜山市民公園は、釜山を代表する「緑」の観光スポットで、一年を通して緑豊かな自然を堪能することができます。公園では110万株の木々が生い茂り、釜田川と田浦川が流れ、自然をそのまま活かした公園とはどういうところか、目の当たりにすることができます。中でも市民公園の中心に位置するハイアリア芝生広場は、サッカースタジアム6倍の広さを持つ空間で、人々に憩いの場を提供しています。春夏秋冬、一年を通してピクニックや散歩など違う楽しみ方ができるため、市民公園を訪れる人がますます増えています。

釜山市民公園は、バリアフリーの公園を目指しており、入口、遊歩道デッキ、案内表示板などの障壁をなくすことで、老若男女問わず誰でも公園が楽しめるように整えています。また、365日24時間安全な空間になるよう、監視カメラや治安センター、安全ガーディアンズセンターを運営することで利用者の安全をもしっかり守っています。
多様な花や樹木に触れることができ、単にウォーキングに適しているというだけではなく、東屋の亭子、湖、庭園迷路などで思索に更けたり、大切な思い出作りができるようにつくられています。「釜山市民公園」は、日帰り旅行にうってつけの場所で、SNSでは#釜山ピクニック名所、#釜山癒しの名所、#BTS_釜山と関連付けられるなど、都心にある美しい自然公園として多くの人に愛されています。

公演を歩きながら小径にそれて少し休んだり、湖を眺めながら頭の中を空にしたり、そういう癒しの時間を過ごすのも良いのではないでしょうか。弁当をつくっていくと完璧なピクニック日和です。釜山市民公園で、自分だけの大切な思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。

利用案内

住所
回東水源池釜山広域市金井区仙洞121
釜山市民公園: 釜山広域市釜山鎮区市民公園路73
五六島釜山広域市南区龍湖洞山936
休業日
年中無休
営業曜日及び時間
常時（釜山市民公園05:00～24:00)
利用料金
無料
交通情報
回東水源池
都市鉄道1号線・長箭駅4番出口→長箭駅4番出口バス停にてマウルバスに乗り換え。金井区5→五倫本洞村バス停にて下車。徒歩10分。
駐車：仙洞駐車場（有料）

釜山市民公園
都市鉄道１号線・釜田駅７番出口。徒歩５分。
バス179, 44, 506, 63, 33、釜山市民公園バス停にて下車。徒歩１分。
駐車：釜山市民公園駐車場（有料）

五六島
都市鉄道2号線・慶星大・釜慶大駅5番出口→慶星大学校入口バス停にて乗り換え。24, 27, 131五六島スカイウォークバス停にて下車。徒歩8分。
駐車：五六島水辺公園公営駐車場（有料）

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