寒い冬が終わって暖かくなってきたこの頃、カフェやスイーツ店でいちごメニューが次々に登場してきたことからも春の訪れを感じることができる。暖かい春の日差しによく合う旬の果物、いちごの爽やかな魅力にどっぷり浸れる釜山のカフェを訪ねてみた。
田浦カフェ通りの特別ないちごベーカリーカフェ、ノキ
通りを歩いていると、カフェの真っ白な外壁に書かれた赤い文字と黄色い看板が目につく。2021年9月にオープンして約5ヶ月になる新しいカフェで、インテリアがおしゃれでパンがおいしいと評判になり、多くの人が訪れているという。日当たりの良い場所に屋外テラスも設けられているので、暖かい春には屋外席でのんびり過ごしてもよさそう。
ベーカリーカフェというだけあって、店内に入ると焼きたてのパンの香りに魅了される。モチッとした食感がたまらない塩パン、甘いスコーンやブラウニーなど、パンやスイーツメニューが多数用意されている。
最近一番の人気メニューは旬のいちごを使ったスイーツ。注文を受けてから新鮮ないちごで作られ、いかにもおいしそうなビジュアル。様々な食料品やカフェグッズを販売するスペースも見どころ!
クロッフル(ワッフルメーカーで焼いたクロワッサン)の上に柔らかいクリームと甘いアイスクリームがのせられ、その周りにいちごとブルーベリーがたっぷり飾られたいちごクロッフルは春らしさ満載。さっぱり甘いいちごラテも一緒に注文すれば、春にぴったりの絶妙なハーモニー。飲み物は甘いいちごスイーツとよく合うコーヒーもおすすめ。
釜山広域市釜山鎮区田浦大路162番ガギル23、1階
毎日 11:00 – 22:00
南浦洞の穴場いちごスイーツ店、リライカフェ
南浦洞BIFF広場の近くにあるリライカフェは外観と違って広く落ち着いた空間が魅力的。ほのかな照明と大きな窓から差し込む自然光のおかげで店内は暖かい雰囲気。
カフェのオーナーは、インテリアからメニューの構想まで細かく気を配り、気軽におしゃべりしてくつろげる空間を作りたかったという。そのせいか、いちごスイーツを何人かでシェアして食べながら和気あいあいと会話する客が多い。
11月から春まで販売する季節限定メニューには、旬のいちごを使った飲み物とスイーツが満載。どれも見た目が可愛くてSNS映えすること間違いなし。
生クリームといちごがたっぷりのったいちごワッフルは、見た目が可愛いだけでなく3~4人で食べられるほどボリューム満点。ゆったりくつろげる空間でいちごスイーツやいちごドリンクが楽しめ、きれいな写真も撮れるので、南浦洞に行くならぜひ立ち寄ってほしい。
釜山広域市中区光復路32-2、2階
毎日 12:00 – 22:00
居心地の良い空間で旬のいちごスイーツが楽しめる安楽タラクパン
生の果物だけを使用することにこだわり、毎朝新鮮な果物や材料の下準備から1日が始まる安楽タラクパンはもともと温泉川カフェ通りにあったが、現在は影島にある。以前と同様に落ち着いた雰囲気で居心地の良いこの店の看板メニューは、新鮮な旬の果物がたっぷり入った手作りヨーグルト。他にも旬の果物を使ったジュース、エード、ケーキなどを扱っている。
店の奥には靴を脱いでくつろげる座敷スペースもある。屋根裏部屋のような落ち着いた空間にはレトロな小物や家具があり、居心地の良さを増している。
看板メニューの手作りヨーグルトには、旬のいちごをはじめ、アーモンドやクルミなどのナッツ類がたっぷり入っている。甘く爽やかな味が楽しめて健康にも良いヘルシーメニュー。柔らかいいちごショートケーキにもいちごがたっぷり。
その季節に一番おいしい果物が入った手作りヨーグルトが食べられるので、行くたびに「今日はどんな果物かな?」と楽しみになる安楽タラクパン。今は春に旬を迎えるいちごがたっぷり用意されているので、甘く爽やかな味を楽しみながら春を満喫しよう。
釜山広域市影島区ハナギル894、1階
水曜日~月曜日 11:00 – 17:00、火曜日定休