
文・写真 旅行作家キム・ドグン
涼しい川の風を感じながらの散歩を楽しむ
釜山西部の洛東江の川辺には、それぞれの特色を持つ6つの生態公園があります。この生態公園のうち、あまり知られていませんが自然そのままの姿で愛されている麦島生態公園が、今日の江西の旅のスタート地点です。麦島生態公園は、もともと洛東江の砂が堆積してできた河川敷で、昔から稲作が行われ、冬の渡り鳥が餌をつついてひと休みしていく所でした。麦島生態公園を旅する一番の方法は、歩くことです。公園はそれほど大きくないので、園内をすべてゆっくり歩いて回っても、1時間30分もかかりません。公園の入口にレンタサイクルがあるので、家族や恋人、子どもと一緒にのんびりとサイクリングを楽しむのもいいでしょう。洛東江の「カルミ貝」でお昼ごはん
旅で欠かせないのは、グルメです。その地域産の食材をいただくのは、旅の楽しみでもあります。今回の江西の旅で選んだグルメは、「カルミ貝」です。洛東江の河口は、淡水と海水が入り混じる場所なので、昔から貝がよく獲れました。その中でも、カルミ貝が有名です。カルミ貝は、身がカモメ(カルメギ)のくちばしに似ていることから付いた名前で、味も良いですが、タンパク質とビタミンが豊富でからだにも良い食材として知られています。野外庭園がきれいなリバービューのカフェでヒーリング
江西の旅を締めくくる一番の場所はどこでしょうか。釜山ビエンナーレ2022が開かれている釜山現代美術館も、眩しい黄金に輝く夕焼けを眺めることができる洛東江の河口もいいですが、きれいな庭園で川からのそよ風に吹かれてコーヒーがいただけるお店はどうでしょうか。リバービューを楽しみながらヒーリングできるとっておきのカフェがあるのでご紹介します。カフェVIAGGIOです。住所
麦島生態公園 釜山広域市江西区大渚2洞1200-32電話番号
麦島生態公園: +82-51-941-9728営業曜日及び時間
麦島生態公園: 常時利用料金
麦島生態公園: 無料交通情報
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