文・写真 旅行作家 ムン・チョルジン
Design to Live by
首都圏エリア以外では初めてオープンした「ヒョンデモータースタジオ釜山」は、首都圏に集中しているデザイン関連コンテンツを体験できるように企画されました。人間の欲求を反映しながら暮らしを豊かにするデザインの力に注目し、「Design to live by」をテーマに掲げます。名前は「モータースタジオ」ですが、量産車は展示されていません。その代わりに、現代自動車の未来へのビジョンを示すデザインに基づいた展示やコンセプトカー、アートカーなどを公開します。ヒョンデモータースタジオ釜山
4階建ての建物は、細長い長方形をしています。1階ではLEDクリエイティブ・ウォールが入場者を迎えます。デジタルメディアアート作品の展示を常時開催しています。F1963
ヒョンデモータースタジオ釜山を思いっきり楽しんだら、1階に下りてF1963をじっくり見ていきましょう。モータースタジオの2階から階段で下りてくると、花と木々であふれるガーデニングスタジオ「花樹木」があります。植物をテーマに多彩なプログラムとクラスを実施しています。花樹木の向かいには「タルピッ(月光)庭園」が広がっています。様々な樹木が四季を通じて美しい姿を見せる素敵なスペースで、写真を撮る人がたくさん訪れます。庭園の一角にある赤レンガの建物は「ガラス温室」です。ガラスの天井から差し込む温かい日差しの下で、読書や思索のひとときを楽しめるスペースです。高麗製鋼記念館とマンミダンギル
ヒョンデモータースタジオ釜山の周辺にも見どころがいっぱいです。F1963のすぐ裏にある「高麗製鋼記念館」は、高麗製鋼とワイヤー産業の歴史が見られるスポットです。ワイヤーメーカーだけにワイヤーのみで建物を支える設計になっていて、建築というよりは芸術作品のような印象を与えます。芝生が植えられた丘のようになっている屋上に上ると、センタムシティが眼下に広がります。住所
釜山広域市水営区クラクロ123番ギル20電話番号
+82-1899-6611ホームページ
https://motorstudio.hyundai.com/busan/ln/main.do?strgCd=04&lang=en休業日
毎月第一月曜日 / 元旦休館 / 旧正月・秋夕当日とその翌日休館営業曜日及び時間
10:00-20:00利用料金
展示館無料(レストラン、カフェ、ショップを除く)交通情報
都市鉄道3号線望美駅1番出口 → 「水営アパート」バス停で54番バスに乗り換え → 「高麗製鋼」バス停下車徒歩5分関連旅行
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