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国際市場

映画よりも映画のようだった市場

国際市場
  • 評価 レーティングの星5.0
  • PV 30,133
釜山の方言に、「トテギ市場のようだ」という言葉がある。「とても賑やかな雰囲気」ぐらいの意味だが、この「トテギ市場」が、実は国際市場の旧名だ。賑やさの代名詞になったほど、モノと人であふれかえっている。
  • 国際市場1
国際市場は、韓国戦争の後、米軍の軍需品をはじめあらゆる物資が臨時首都の釜山に集まって形成された市場だ。お隣の富平カントン市場、チャガルチ市場、宝水洞本屋通りなどとまとめて「釜山の超巨大繁華街の元祖」とも言える国際市場は、映画『国際市場で逢いましょう』のヒットで再び全盛期を迎えている。
  • 国際市場1
  • 国際市場2
市場の建物同士をつなぐ橋は、他の市場では見られない国際市場ならではのランドマーク。橋に書かれた数字を見て、今いる位置を確認できる。通りに面する店舗、アーケードの天井、頭上に架かる橋が、まるで屋内テーマパークのような雰囲気を醸し出す。
  • 国際市場1
  • 国際市場2
映画『国際市場で逢いましょう』の舞台となった「コッブニネ」から、本当の国際市場の探険が始まる。国際市場の中は、まるで巨大な迷路のようになっている。市場の建物が路地を作り、その路地がさらに小さな路地を作るため、知らないうちに同じ場所をグルグル回ってしまう迷路のような魅力がある。ただ、迷路の中にもそれなりのルールはあるもので、何度か回っているうちに、韓服通りはどこにあったとか、寝具通りはここら辺にあった、という風に、大まかに把握できるはずだ。
  • 国際市場1
  • 国際市場2
  • 国際市場3
国際市場に行くなら、十分な余裕を持って行って欲しい。見どころがあまりにも多いため、時間が分からなくなるからだ。お店がたくさんあり、販売されている商品も数え切れないほどだ。「一体どこでこんなものが売ってるんだろう」と思ってしまうほどで、様々な種類のおもちゃや子ども用のカバン、ぬいぐるみなどが山のように積まれている。市場ならではの、うず高く積まれた商品の中から掘り出し物を見つける楽しさを満喫してみよう。
  • 国際市場1
市場と言えば、やっぱりグルメ。市場の屋台に集まって、忠武式キンパプやピビムダンミョン(混ぜ春雨)、練り天、トッポッキ、天ぷら、スンデなどをつつく人々の姿からは、市場ならではのロマンが感じられる。少しぐらい不便でもいい。市場でなければ絶対に感じられない、市場の感性そのものだ。
国際市場には「一人の人が生きていくために必要なすべてのものがある」と言われるほどモノがあふれていて、「なくてもいいけど、ひとつぐらいは欲しい」モノもたくさんある。その中から掘り出し物を探す楽しさ、すれ違う人波を感じながら、活気あふれる元気な雰囲気を満喫してみよう。

利用案内
  • 住所

    釜山広域市中区中区路(チュングロ)32
  • 電話番号

    +82-51-245-7389
  • 休業日

    毎月第1、第3日曜日
  • 営業曜日及び時間

    09:00 - 20:00(店舗によって異なる)
  • 利用料金

    店舗によって異なる
  • 交通情報

    都市鉄道:1号線チャガルチ駅7番出口から徒歩7分
    バス:15、40、86、126、186番で国際市場下車、徒歩4分
  • スロープ
  • 障がい者専用駐車スペース
  • エレベーター
  • バリアフリー化粧室

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